パフォーマンスモデルにも高性能に違いがある？その１

パフォーマンスモデルにも高性能に違いがある？
その１：パフォーマンスモデルが求められるメリットとは？

ARAKAWAもVESSOにも、大会で選手が使用する高性能パフォーマンスモデルがありま
す。高性能モデルはそのメリット求めるがうえデメリットもあります。また、メリッ
トを残しつつもデメリットを補うパフォーマンスモデルもあります。

好みの波サイズやスキルには個人差があるので、いくつかのパフォーマンスモデルを
乗り比べることをおススメします。気に入ったモデルの試乗ボードを参考に、自分サ
イズの長さや幅、厚さをカスタムオーダーできます。

高性能パフォーマンスモデルが求めるメリットとは、

1瞬間的に最速スピードが出ることはとても重要です。スピードが早いほどターン
時にレイルを深く入れられ、その反動を使ってより高く・遠くへボードを運べるから
です。エアーの高さや大きく弧を描くトップターンのスプレーの大きさも、ボトムか
らトップに上がるスピードの早さに比例します。最速スピードを瞬間的に出るよう
に、マイナス力となる水の抵抗を抑えるためアウトラインは細く、深いボトムコン
ケープを施し大きな揚力を得る必要があります。

2クイックにボードが反応することもとても重要です。動いているうねりの角度や
崩れ方に合わせて、トップターンする場所やその回転半径を瞬時に決めなければいけ
ません。少しでもタイミングが遅れる思い通りにターンをコンプリートできません。
一瞬の体の動きでボードが反応するようにロッカー（ボトムの反り）を上げ、テイル
幅を細くするなどして浮力を落とす必要があります。

※その２では高性能を求めるうえのデメリットを説明します。

高性能パフォーマンスモデル試乗ボードリスト

ARAKAWA Jackpot（ジャックポット）

• 5’8” x 18.25 x 2.2 23.8 Litter
• 5’9” x 18.5 x 2.25 25.1 Litter
• 5’10” x 18 3/4 x 2 3/8 27.4 Litter

NEW MODEL
VESSO HI-Volt （ハイボルト）

• 5’8” x 183/4 x29/32 25.5 Litter
• 5’10” x 19 x 27/16 28.6 Litter