ARAKAWAサーフボード
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High Performance Shortboard(ハイパフォーマンス ショートボード)
うねりを駆け上がりスピードを生かした大きなカービングターン、ボードから感じる躍動感はたまりません。しっかりとフェイスが立っている波の日には、波に張り合えるボードを使いたいですね。少し難しいハイパフォーマンスモデルを使い込んでいるだけで、不思議にスキルがアップします。
WSLのコンテストサーファーが大会で使用するパフォーマンス性能が1番高いショートボードです。瞬間的な速さ、ドライブスピード(ターンの伸びる距離)、回転性(トップターンの切れ)に優れ、まるでF-1レースカーがハイスピードでコーナーに入るような緊張感が味わえます。しかし、波のパワーゾーン(崩れている部分)から外れると失速しやすく、常にパワーゾーンをキープしていないと持ち味が生かされません。一般的にロッカー(ボトムカーブ)がきつく、コンケーブが深く、テールエンドが細いのが特徴です。
① SILMARIL(シルマリル)
昨年秋にリリースされたニューモデルです。ARAKAWAの心髄とも言えるR.P(ラウンドピンモデル)デザインをビーチブレイク用にチューンアップしたモデルです。R.Pモデルが苦手なパワーレスなセクションでもスピードをキープするので、波をうまく乗り継ぐことができます。フェイスの立っている腹~オーバーヘッドの波で真価を発揮できます。松永大輝選手が昨年鴨川で行われたJPSAの大会で優勝した時に使用していたモデルです。
試乗ボードスペック:
5’8”x18.75×2.38 V=26(適正体重60Kg前後)
5’10”x19X2.45 V=27.8(適正体重70Kg前後)
② SOOP BOWL(スープボール)
SILMARILと同じタイミングでリリースされたニューモデルです。ビーチブレイクの腰~胸ほどの波を意識してデザインしたモデルです。ノーズ側のロッカーはゆるく小さな波でもテイクオフの出だしが早く、パワーレスなセクションでもスピードをキープします。トップスピードを利用したボトムからトップに向かう縦へのシャープなターンやレールを長く入れるカービングターンが持ち味です。ペルーのオリンピック代表に選ばれたAlonso Correa @alonsocorrea 選手が大会で使用しているモデルです。
試乗ボードスペック:
5’8”x19x2.45 V=27(適正体重60Kg前後)
5’10”x19.25×2.5 V=29(適正体重70Kg前後)
試乗ボードスペックは、コンテストサーファー向けです。長さや幅を加えたり、厚さを増してボリューム(ボード容積)を増やせる領域は十分にあります。ボリュームを加えることでパフォーマンス性能そのままでもっと乗りやすくすることができます。
しっかりとフェイスが立っている波用であれば、「PU+エポキシ樹脂」「XTR+エポキシ樹脂」仕上げもおススメです。シェル(樹脂の層)の固さが強い反発力を生み出し、ドライブターンの距離やスピードが増します。
思いっきりかっ飛ばしたい方、スキルアップを目指す方、オフザリップや大きなカービングターンを目指す方、是非お試しください!
ちなみに「XTR+エポキシ樹脂」はストリンガーレスです。ストリンガーではなくカーボンが替わりに入っています。
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